経費¶
Odoo 経費 は経費管理を効率化します。従業員がOdooで経費を提出すると、経営管理者と経理チームによって確認されます。承認されると支払が処理され、従業員に払戻しされます。
経費カテゴリを設定¶
経費を追跡する最初のステップは、会社の様々なタイプの経費を設定することです(Odooでは 経費カテゴリ として管理)。各カテゴリは必要に応じて特定または一般化することができます。
にアクセスすると、現在設定可能な経費カテゴリがデフォルトのリストビューで表示されます。新しい経費カテゴリを作成するには、 新規 をクリックします。プロダクトフォームが表示され、説明フィールドには プロダクト名 と表示されます。
注釈
経費カテゴリはOdooのプロダクトと同様に管理されます。経費カテゴリのフォームはOdooの標準的なプロダクトフォームに準じており、入力する情報も同様です。メインメニューでは 経費カテゴリ と表記されているため、本ドキュメントでは経費プロダクトを経費カテゴリと表記します。
必須項目は プロダクト名 と 単位 の2つのみです。フィールドに プロダクト名 を入力し、ドロップダウンメニューから 単位 を選択します(ほとんどのプロダクトは 単位 に設定されます)。
ちなみに
販売 アプリは単位を作成・編集するアプリです(例:単位、マイル、泊数など)。 プロダクトカタログ`セクションで`単位
が有効になっていることを確認します。単位 の内部リンクをクリックして 単位を表示、作成、編集する を表示します。
プロダクトフォームの 原価 フィールドにはデフォルトで 0.00
が入力されます。特定の経費を常に特定の価格で精算する必要がある場合、その金額を 原価 フィールドに入力します。そうでない場合は 原価 に 0.00
を設定したままにしておくと、従業員は経費報告書を提出する際に実際の費用を報告することになります。
注釈
原価 フィールドは常に経費カテゴリフォームに表示されますが、 販売価格 フィールドは 再請求書経費 セクションで 販売価格 が選択されている場合のみ表示されます。そうでない場合、 販売価格 フィールドは非表示になります。
Example
以下に、プロダクトに特定の 原価 を設定する場合と 原価 を 0.00
のままにする場合の例を示します:
食事: 原価 を
0.00
に設定します。従業員が食事代を経費として計上する際には、仕入先請求書に記載された実際の金額を入力し、その金額が払戻されます。食事代が$95.23の場合、払戻し額も$95.23となります。走行距離:原価 を
0.30
に設定します。従業員が "走行距離" として経費を記録する際には、数量 フィールドに走行したマイル数を入力し、入力したマイル数ごとに 0.30 が払い戻されます。100 マイルの経費は、$30.00の払戻しに相当します。月極駐車場: 原価 を
75.00
に設定します。従業員が "月極駐車場" の経費を計上した場合、その経費の払戻しは$75.00となります。経費: 原価 を
0.00
に設定します。従業員が食事、走行距離、または月次駐車料金以外の経費を記録する場合は、汎用 経費 プロダクトを使用します。$350.00のノートパソコンの経費は 経費 プロダクトとして記録され、払戻しは$350.00ドルとなります。
Odoo 会計 アプリを使用している場合は、 経費勘定科目 を選択して下さい。このフィールドで参照する正しい勘定科目はレポートに影響するため、経理部門に確認することをお勧めします。
各プロダクトの 仕入先税 フィールドと 顧客税 フィールドに税を設定します。内税 で設定された税を使用するのが良いでしょう。これが設定されている場合、税は自動的に設定されます。