現金主義税¶

現金主義に基づく税は、請求書が確認された時点で納付する標準的な税とは異なり、支払が行われた時点で納付します。現金主義に基づく収入と支出の政府への報告は、国や条件により義務付けられています。

Example

会計年度の第1四半期に製品を販売し、第2四半期に代金を受け取りました。現金主義に基づき、納付すべき税金は第2四半期分となります。

設定¶

会計 ‣ 設定 ‣ 管理設定に行き、税セクションで現金主義を有効にします。

次に税現金主義仕訳帳を定義します。仕訳の横にある外部リンクボタンをクリックして、仕訳帳名、タイプ、ショートコードなどのデフォルトプロパティを更新します。

注釈

デフォルトでは、現金主義税仕訳の仕訳項目名は CABA ショートコードを使用します。

これが完了したら、会計 ‣ 設定 ‣ 会計: 税で税を設定します。作成をクリックすると、新しい税を作成したり、既存の税を更新したりすることができます。

勘定科目列には、支払が登録されるまでの間、税を計上するための適切な経過勘定が反映されます。

高度なオプションタブで、税の均一性を決定します。支払いに基づくを選択すると、請求書の支払を受けた時に税金が発生します。また、現金主義移行勘定を定義することもでき、元の請求書が消込されていない限り、そこに税額が計上されます。

現金主義の税金が会計取引に与える影響を説明するために、15％の現金主義税の1,000$のプロダクトの売上を例にとってみましょう。

会計では以下の項目が作成され、税レポートは現在空です。

その後、入金が確認されると、以下のように登録されます:

注釈

支払が登録されると、請求書の現金主義スマートボタンを使って直接アクセスすることができます。

最後に、請求書と支払の消込が行われると、以下の項目が自動的に作成されます:

仕訳項目所得勘定と所得勘定は中立ですが、Odooで正確な基準税額で正しい税レポートを作成するために必要です。

デフォルトの基本税受取勘定科目を使用することをお勧めします。そうすることで、残高がゼロになり、不要な会計処理によって所得勘定が汚染されることがなくなります。そのためには、設定 ‣ 管理設定 ‣ 税に進み、現金主義の下にある基本税受取勘定科目を選択します。