ケニア¶
設定¶
全てのケニアローカライゼーション機能を入手するには、🇰🇪 ケニア 会計ローカリゼーションパッケージ をインストールして下さい。
eTIMS¶
ケニア税務当局(KRA) は、徴税のために電子納税請求書管理システム(eTIMS) <https://www.kra.go.ke/online-services/etims>`_ を導入しました。
eTIMSでドキュメントを提出するには、Odooが提供するような既存の 業者請求システム(TIS) と統合する OSCU を使用する必要があります。OSCUは税請求書の検証、暗号化、署名、送信、保存に使用されます。
注釈
OSCUデバイスを完全に使用するには、必ず Kenya eTIMS EDI モジュールを インストール して下さい。
OSCUデバイスの初期化¶
使用前にOSCUを初期化する必要があります。そのためには 会社 セクションの 情報更新 をクリックし、 登録番号 を入力します。
に移動し、OSCUを初期化するため:
ケニアeTIMS統合 セクションまでスクロールダウンして下さい。
に行き、初期化のために eTIMSサーバモード を テスト に設定します。
デバイスの シリアル番号 を入力し、2つのチェックボックスにチェックを入れます。
OSCU初期化 をクリックします。
注釈
3つのサーバモードが利用可能です:
デモ: モックデータを使用し、初期化されたOSCUを必要としません;
テスト: eTIMSへの接続をテストするために使われます;
本番: データを送信する準備ができているライブデータベースに使用されます。
重要
デバイスが既に 初期化 されている場合(例えば他のERPを通して)、 開発者モード (デバッグモード) を有効にして下さい。次に、 ケニアeTIMS統合 セクションの ユニットID フィールドにユニットのIDを、 CMCキー フィールドに以前の初期化で取得したキーを入力します。完了したら 保存 をクリックします。
OSCUモジュール が 初期化済 になると、国 が ケニア に設定されたデータベース上の各企業に対して、OSCUシリアル番号が生成されます。シリアル番号は企業のVAT番号に基づいて生成されます(その有効性は問いません)。このシリアル番号は、接頭辞 ODOO
で始まり、会社の VAT 番号 と連続した数字で構成される一意なものです。
eTIMSでの登録¶
納税者はKRAポータル <https://etims.kra.go.ke/basic/login/indexLogin>`_ に登録し、アカウントを作成する必要があります。まだアカウントをお持ちでない方は、こちらをご覧下さい:
登録し、PIN を入力し、電話番号、Eメールアドレス、住所など全ての情報が正しいことを確認して下さい。間違いがある場合は、 `iTaxのページ<https://itax.kra.go.ke/KRA-Portal/>`_ で訂正して下さい。
入力された電話番号に OTP が送信されます。プロモーションメッセージが届かない場合はブロックを解除して下さい。
事業主ID または 取締役ID (iTaxに記載されているもの)を、記入・署名済の 誓約書 とともにアップロードして下さい。
eTIMSダッシュボード で、ページ上部の サービスリクエスト をクリックします。eTIMSタイプ として OSCU を選択し、サードパーティインテグレーターとして
Odoo KE LTD
を入力し、先ほど取得した貴社のOSCUシリアル番号を入力します。
注釈
サービスリクエストの承認は通常迅速に行われます。時間がかかる場合は、eTIMSオペレーションまたはKRAオフィスに連絡して下さい。
誓約書
パート1: 納税者の情報を記入します。
パート2: 事業主 または 取締役の情報を記入して下さい。
パート3: Odooに記載されているシリアル番号を入力して下さい。
パート4: OSCU にチェックを入れ、Odoo KE LTD PIN
PO52112956W
を入力し、お使いのOdooのバージョン(17.0以降)を入力します。パート5: 必須項目にチェックを入れ、日付を記入し、署名して下さい。
eTIMSコード¶
共通標準コードは2日ごとに KRA eTIMS API サーバーから 自動的に 取得されます。手動で取得するには、以下の手順に従って下さい:
開発者モード (デバッグモード) を有効化します。
KE eTIMS: KRA標準コードの取得 を検索します。
に行き、リストのアクションをクリックし、 手動で実行 をクリックしてコードを取得します。
取得したOSCUコードの完全なリストを表示するには、
にアクセスします。
UNSPSCコード¶
KRAはプロダクトを 登録 するためにUNSPSCコードを必要とします。UNSPSCコードは毎日KRA eTIMS APIサーバから 自動的に 取得されます。手動で取得するには、以下の手順に従って下さい:
開発者モード (デバッグモード) を有効化します。
KE eTIMS: eTIMSからUNSPSCコードを取得 を検索して下さい。
に行き、リストのアクションをクリックし、 手動で実行 をクリックしてコードを取得します。
プロダクトフォーム に移動し、会計 タブで、UNSPSCカテゴリ フィールドをクリックして、取得したUNSPSCコードの完全なリストを表示します。
通知¶
通知は毎日 KRA eTIMS API サーバから 自動的に 取得されます。手動 で取得するには、以下の手順に従って下さい:
開発者モード (デバッグモード) を有効化します。
KE eTIMS: eTIMSからKRA通知を取得 を検索して下さい。
でリストのアクションをクリックし、手動で実行 をクリックして通知を取得します。
にアクセスし、取得した通知の全リストを表示します。
複数会社¶
参考
If you have multiple companies, you can centralize and manage them all on a single Odoo database. The KRA identifies and differentiates the parent company from its subsidiaries by using IDs. Furthermore, subsidiaries are classified as branches of the parent company.
To configure the company's ID, open the Settings app, click Update Info in the
Companies section, and search for the eTIMS Branch Code field. The parent
company has a branch ID equal to 00
in a multi-company environment. Companies that are not the
parent company have a branch ID other than 00
and are assigned an ID by the KRA.
To fetch the branch ID from the KRA for your non-parent companies, ensure the parent company has a Kenyan Tax ID and the OSCU device has been initialized. Then, go to the Branches tab and click Populate from KRA.
注釈
KRAは、供給地 をそれぞれ別の支店(ID)とみなしています。
OSCU デバイスは、各支店ごとに 個別に初期化 されなければなりません。
連絡先支店ID¶
連絡先に支店IDを割当てるには、連絡先フォームにアクセスし、会計 タブに移動して、eTIMS支店コード フィールドに支店コードを入力して下さい。
注釈
デフォルトでは、連絡先の支店IDは OO
に設定されています。
KRA 付番¶
重要
Odooの顧客請求書付番とKRA付番は 異なります。
In Odoo, invoice sequences depend on the parent company. Parent companies can see the invoices of branches, but branches cannot see the parent company's invoices or those of other branches.
KRAは支店ごとに 独立した 付番を必要とします。そのため、Odooは支店ごとに個別に付番を管理します。
Example
If you have a parent company with two branches, the invoice sequence would be the following:
支店1 で請求書を作成: INV/2024/00001;
支店2 で請求書を作成: INV/2024/00002;
Creating an invoice on the parent company: INV/2024/00003.
このようにOdooはKRA規制に準拠した付番管理を行っています:
支店1 で請求書を作成: INV/2024/00001;
支店2 で請求書を作成: INV/2024/00001;
Creating an invoice on the parent company: INV/2024/00001.
保険¶
For health service providers, you can send insurance information about the parent and branch companies and update it in eTIMS. To do so, go to Kenya eTIMS Integration section, and fill in the Code, Name, and Rate fields. Click Send Insurance Details when done.
, scroll to theプロダクト登録¶
KRAでは、業務(在庫移動、部品表、顧客請求書など)を行う前に、まず プロダクトを登録 する必要があります。プロダクトを登録するには、プロダクトフォームに以下のフィールドを定義する必要があります:
一般情報 タブ: 原価。
会計 タブ:
梱包単位;
梱包数量;
原産国;
eTIMSプロダクトタイプ;
保険適用;
上記の要素が定義されていれば、KRA にオペレーションを送信する際にプロダクトが自動的に登録されます。登録されていない場合は、画面上部に黄色いバナーが表示され、不足している要素を確認するよう促されます。

在庫移動¶
在庫移動 は全てKRAに送信する必要があります。社内業務や在庫調整であれば顧客請求書は必要ありません。従って、以下の条件の少なくとも1つが満たされれば、Odooは自動的に顧客請求書を送信します:
移動の連絡先が設定されていません;
The contact is your parent company or a branch of the parent company.
If the stock moves are external operations (e.g., to contacts that are not part of the parent company or its branches), the stock moves are automatically sent after the invoice is sent to eTIMS.
注釈
顧客請求書をeTIMSに送信する前に在庫移動を確認する必要があります。
在庫移動をeTIMSに送信するには、プロダクトが 登録済 である必要があります。プロダクトがまだ登録されていない場合、黄色いバナーがプロダクトの登録を促します。
購買¶
Odooは毎日自動的にeTIMSから新しい仕入先請求書を取得します。取込まれた仕入先請求書を確認し、確認書をKRAに送信する必要があります。仕入先請求書を確認するには、1つまたは複数の確認済みの購買明細にリンクされている必要があります。
購買の場合(通関輸入ではない)、仕入先請求書と明細を紐づける手順は以下の通りです:
に行きます。仕入先請求書がKRAサーバから取得されます。必要な場合、JSONファイルが仕入先請求書のチャターで利用できます。
Odooは仕入先(取引先)の 登録番号 (PIN)を参照します;
もし不明の場合、新規連絡先(取引先)が作成されます。
既存の連絡先と支店IDが同じ場合、Odooは既存の連絡先を使用します。
KRA から取得した仕入先請求書で、プロダクト を選択します。各仕入先請求書には、後で確認し eTIMS に送信するプロダクトが含まれていなければなりません。
Odooは前のステップで入力されたプロダクトと取引先(もしあれば)に一致する既存の購買明細をチェックします。購買明細 フィールドをクリックし、プロダクトに一致する適切な購買明細を選択します。仕入先請求書の数量は、購買オーダに記載されている入荷数量と同じでなければなりません。
取得した仕入先請求書の明細と一致する既存の購買オーダ明細がない場合は、 購買オーダ作成 をクリックし、一致しない明細に基づいて購買オーダを作成します。 結果在庫移動を 検証 し、仕入先請求書を 確認 します。
eTIMS支払方法 フィールドで方法を設定します..
全ての手順が完了したら、 eTIMSに送信 をクリックして仕入先請求書を送信します。仕入先請求書がeTIMS上で確認されると、KRA顧客請求書番号 が eTIMS 詳細 タブに表示されます。

請求¶
注釈
KRAでは在庫のないプロダクトの販売は受付 ません。
これはOdooで販売する際の 推奨される販売フロー です:
販売オーダ を作成します。
配送を 検証 します。
顧客請求書を 確定 します。
送信して印刷 をクリックして、 eTIMSに送信 を有効化します。
送信 & 印刷 をクリックして顧客請求書を送信します。
顧客請求書が送付され、KRAが署名すると、以下の情報が記載されます:
KRA 顧客請求書番号;
必須KRA顧客請求書フィールド、 SCU情報, 日付, SCU ID, 領収書番号, 項目数, 内部日付, および 領収書署名 など;
KRA税一覧;
署名済顧客請求書用の一意の KRA QRコード
インポート¶
税関輸入コードは毎日 KRA eTIMS API サーバから 自動的に 取得されます。手動で取得するには、以下の手順に従って下さい:
開発者モード (デバッグモード) を有効化します。
KE eTIMS: OSCUから税関輸入を受取る を検索します。
に行き、リストのアクションをクリックし、 手動で実行 をクリックしてコードを取得します。
に行き、インポート済コードを表示します。
税関輸入 を送付し、KRAの署名を得るために以下の手順が必要です:
に行きます; 税関輸入は自動的にKRAから取得されます。
インポートされたアイテムを プロダクト フィールドの既存の登録プロダクトとマッチさせます(関連プロダクトが存在しない場合はプロダクトを作成します)。
取引先 フィールドで仕入先を設定します。
取引先に基づいて、輸入商品を関連する購買オーダと照合して下さい (購買手順 を参照)。税関輸入が承認された時点で、在庫が正しく調整されていなければなりません。
関連する購買オーダが存在しない場合は、購買オーダを作成し、 確認 します。その後、 プロダクトを入荷 をクリックして配送オーダを確認し、購買オーダの 検証済 をクリックします。
商品の状況に応じて 照合して承認 または 照合して拒否 をクリックして下さい。
注釈
KRAから受信したJSONファイルは、税関輸入のチャターに添付されます。
部品表¶
KRAは全ての部品表をKRAに送ることを要求しています。部品表をeTIMSに送信するには、プロダクトとその構成品が 登録済 である必要があります。プロダクトの部品表にアクセスするには、プロダクトをクリックし、 仕入先請求書 スマートボタンをクリックして下さい。
プロダクトフォームの 会計 タブの KRA eTIMS詳細 セクションに KRA の必須フィールド が入力されていることを確認し、 eTIMSに送信 をクリックします。BOMの送信が成功するとチャターで確認され、添付されたJSONファイルで送信された情報を確認することもできます。
クレジットノート¶
KRAは最初の顧客請求書より高い数量や価格のクレジットノートは受け付けません。クレジットノートを作成する際には、KRAの理由を示す必要があります: クレジットノートフォームで eTIMS詳細 タブを開き、 eTIMSクレジットノート理由 を選択し、 次の逆仕訳 フィールドで顧客請求書番号を選択します。