Odooでバーコードを有効化する

バーコードスキャン機能は、通常キーボード、マウス、スキャナを切り替えて操作する時間を大幅に節約できます。バーコードをプロダクトやピッキングロケーションなどに適切に割当てることで、ほぼバーコードスキャナーのみでソフトウェアをコントロールし、より効率的に作業することができます。

設定

この機能を使用するには、まず 在庫 ‣ 管理設定 ‣ バーコードスキャナバーコード 機能を有効にする必要があります。この機能にチェックを入れたら、保存を押して下さい。

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プロダクトバーコードを設定する

在庫 アプリを使って、異なるプロダクトにバーコードを簡単に割当てることができます。そのためには、 管理設定 ‣ プロダクトバーコードを設定 にアクセスして下さい。

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そして、プロダクト作成時にプロダクトに直接バーコードを割当てることができます。

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注釈

テンプレートプロダクトではなく、プロダクトバリエーションに直接バーコードを追加するように注意して下さい。そうしないと、それらを区別することができません。

ロケーションバーコードを設定する

複数のロケーションを管理する場合、それぞれのロケーションにバーコードをつけておくと便利です。ロケーションのバーコードは 在庫 ‣ 設定 ‣ ロケーション で設定できます。

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注釈

ロケーションに割当てたバーコードは、印刷 メニューから簡単に印刷できます。

バーコードフォーマット

ほとんどの小売プロダクトは、GTIN(Global Trade Identification Numbers)としても知られるEAN-13バーコードを使用しています。GTINは、企業が製品やサービスを一意に識別するために使用されます。GTINとUPCはしばしば同義に使われますが、GTINはバーコードが表す番号を指し、UPCはバーコードそのものを指します。GTINの詳細については、GS1のウェブサイトをご覧下さい。

プロダクトのGTINを作成するには、企業はGS1企業プレフィクスを持つ必要があります。このプレフィクスは、各GTINの先頭に表示される番号で、バーコードの所有者である企業を識別します。GS1企業プレフィクスの詳細、またはプレフィクスのライセンスの購入については、GS1企業プレフィクスのページをご覧下さい。

Odooユーザはプロダクトを識別するためにGTINバーコードを使用することができます。しかし、Odooは任意の数値文字列をバーコードとしてサポートしているため、社内用にカスタムバーコードを定義することも可能です。