リードを案件に変換

リードは、案件が作成される前の予備段階として機能します。これにより、案件が営業担当者に割当てられる前に、その案件について成約の可能性を検討し、確度を評価するための追加の時間が確保されます。

設定

リード 設定を有効にするには、 CRMアプリ ‣ 設定 ‣ 管理設定`に移動し、 :guilabel:`リード というラベルの付いたボックスにチェックを入れます。そして 保存 をクリックします。

CRM設定ページのリード設定。

この機能を有効化すると、画面上部に位置するヘッダバーに新しいメニューオプション リード が追加されます。

CRMアプリでのリードメニュー

*リード*設定が有効化されると、デフォルトで全ての販売チームに適用されます。特定のチームのリードを無効にするには、CRMアプリ ‣ 設定 ‣ 販売チーム に移動します。次に、リストからチームを選択して、そのチームの設定ページを開きます。販売チーム フィールドの下にある リード チェックボックスをオフにして、保存 をクリックします。

CRMアプリでのリードメニュー

リードを案件に変換

リードを 案件 に変換するには、CRMアプリ ‣ リード に移動し、リストからリードをクリックして案件を開きます。

警告

リードのページの一番上に 類似リード スマートボタンが表示されている場合、データベースに類似リードまたは類似案件がすでに存在していることを示します。このリードをコンバートする前に、スマートボタンをクリックして、リードをマージすべきかどうかを確認します。

類似リードスマートボタンの強調されたリードのクローズアップ。

ページの左上にある 案件に変換 ボタンをクリックします。

リード記録の案件作成ボタン

これにより、 案件に変換 ポップアップモーダルが開きます。ここで 変換アクション フィールドで 案件に変換 オプションを選択します。

注釈

このリードを既存の類似リードまたは案件とマージするには、変換アクション フィールドで 既存の案件とマージ を選択します。これにより、マージする類似リード/案件のリストが生成されます。

マージする際、Odooはシステム内で最初に作成されたリード/案件を優先し、最初に作成されたリード/案件に情報をマージします。しかし、リードと案件がマージされる場合、どちらのレコードが先に作成されたかに関わらず、結果のレコードは案件と呼ばれます。

次に、案件を割当てたい 販売担当者販売チーム を選択します。 どちらのフィールドも必須ではありませんが、販売担当者 フィールドで選択を行うと、販売担当者のチーム割当てに基づいて、販売チーム フィールドが自動的に入力されます。

リードがすでに販売担当者またはチームに割当てられている場合、これらのフィールドにはその情報が自動的に入力されます。

案件作成ポップアップ。

guilabel:顧客 の見出しの下、以下のオプションから選択して下さい:

  • 新規に顧客を作成: このオプションを選択すると、リードの情報を使って新規顧客レコードを作成できます。

  • 既存の顧客へのリンク: このオプションを選択し、表示されるドロップダウンメニューから顧客を選択すると、この案件を既存の顧客レコードにリンクすることができます。

  • 顧客にリンクしない: このオプションを選択すると、リードは変換されますが、新規または既存の顧客にはリンクされません。

最後に、全ての設定が完了したら、案件作成 をクリックします。

新しく作成された案件を表示するには、次の場所に移動します。CRMアプリ ‣ 自分のパイプライン

注釈

全ての案件を表示するには、トップページの パイプライン にある 検索... バーから一部のフィルタを削除する必要がある場合があります。