リードエンリッチメント¶
リードエンリッチメント は、リードに添付された連絡先に関するビジネス情報を提供するサービスです。リードエンリッチメントは、クレジットを使用して利用できるアプリ内購入(IAP)であり、Odoo データベースに既存のリードに対してご利用いただけます。
リードエンリッチメントによって提供される情報には、ビジネスに関する一般的な情報(正式な会社名やロゴなど)、ソーシャルメディアアカウント、 会社タイプ、 設立 情報、 業種 情報、 従業員数 、 推定売上高、 電話、タイムゾーン、および 使用技術 が含まれます。
注釈
有効なサブスクリプションをお持ちのOdoo企業版ユーザは、データベースの追加クレジットを購入する前に、IAP 機能を無料で試用できます。これには、デモ/トレーニング用データベース、教育用データベース、および単一アプリ無料データベースが含まれます。
重要
リードエンリッチメントを使用するには、CRM 設定ページで リード 機能を有効化する必要があります。CRM 設定にアクセスするには、CRM セクションで、リード オプションを有効にして、保存 をクリックします。
に移動します。リードエンリッチメントの設定¶
CRM アプリケーションでリードエンリッチメントを設定するには、:リード生成 セクションで、リードエンリッチメント の横にあるチェックボックスをオンにし、オンデマンドでのみリードをエンリッチ または:guilabel:全てのリードを自動でエンリッチする
のいずれかを選択します。保存 ボタンをクリックして、変更を有効化します。

リードをエンリッチする¶
リードエンリッチメントは、リードに設定された顧客の E メールアドレスのドメインに基づいて行われます。リードエンリッチメントには、自動 と 手動 の 2 種類があります。
自動的にリードをエンリッチする¶
設定時に、CRM 管理設定 ページで 全てのリードを自動的にエンリッチする が選択されている場合、リードをエンリッチするためにユーザが何か操作を行う必要はありません。60 分ごとにスケジュールされたアクションが自動的に実行され、リモートデータベースに接続した後、リードのエンリッチメントが行われます。
ちなみに
自動リードエンリッチメントを実行する cron にアクセスするには、開発者モード を有効化し、 に移動します。検索... バーに CRM
と入力します。CRM:リードのエンリッチメント (IAP) と表示された結果をクリックし、必要に応じて調整を行います。 実行周期 フィールドに、5 分以上の値を入力します。
Example
以下は、リードエンリッチメントデータが正常に自動補完された例です:

手動でリードをエンリッチする¶
CRM の 管理設定 ページで オンデマンドでのリードのエンリッチメント オプションが選択されている場合、リードのエンリッチメント を有効化すると、ユーザがエンリッチメントを行う各リードは、手動でエンリッチメントを行う必要があります。これは、リードの上部メニューにある エンリッチメント ボタンをクリックして行います。
同じ情報が同じ IAP クレジット原価 (エンリッチメント 1 件あたり)で取得されます。このエンリッチメント方法は、すべてのリードをエンリッチする必要がない場合や、原価が問題となる場合に便利です。

ちなみに
リストビューを使用して、リードを手動で一括でエンリッチします。まず、☰ (3 本の水平線) アイコン) をクリックします。次に、手動でエンリッチするリードのチェックボックスをオンにします。最後に、⚙️ アクション アイコンをクリックし、表示されるドロップダウンメニューから :guilabel: エンリッチ
を選択します。この操作は 自分のパイプライン ページからも実行できます。これを行うには、CRM アプリを開くか、 に移動します。どちらのルートでも、パイプラインページにリードと案件が表示されます。
価格設定¶
リードのエンリッチメントはアプリ内課金(IAP)機能であり、エンリッチメントを行うリード 1 件につき 1 クレジットがかかります。
注釈
価格についてはこちらをご覧下さい: Odoo IAPによるリード生成.
クレジットを購入するには、 リードエンリッチメント 機能の下にある クレジットを購入 をクリックします。
セクションの
クレジットおよび残高は、連絡先 セクションの Odoo IAP 機能で、購入済サービス一覧 をクリックして下さい。
から購入することもできます。
重要
会社の連絡先情報を収集する場合は、最新のEU規制に注意してください。一般データ保護規則の詳細については、Odoo GDPR を参照して下さい。