連結

連結とは、それぞれ独立した帳簿を持つ 複数の別会社 の財務データを統合し、グループ全体の財務状況を「公正な姿」で表す統一ビューを提供することです。

これは、複数の会社からのデータを統合することで、グループ全体の財務パフォーマンスを明確かつ包括的に把握できるビューを作成するのに役立ちます。

注釈

Consolidating companies involves legally separate entities, whereas branches are subdivisions of a single legal entity which often share the head office's resources (journals, taxes, accounts, fiscal positions) and are not consolidated in the same way.

Consolidation tools

財務連結は、複数のツールの組み合わせ によって構築されます。

1. **勘定科目マッピング: ** 異なる会社の類似の勘定科目をマッピングすることができます。これにより、Odooは連結報告書でそれらを正しく連結することができます。勘定科目をマッピングするには、 会計 ‣ 設定 ‣ 勘定科目表 に移動します。勘定科目の明細で 表示 をクリックします。 マッピング タブで、対応する会社の コード 列にコードを入力して、勘定科目をマッピングします。

   

   注釈

   インポートマッピング または マージツール を使用して既存のアカウントをマージすると、処理を簡略化できます。

   When multiple accounts from one company are mapped to a single account in another, it is then possible to group the multiple accounts into a single line in the other company's reporting by grouping by the account code (account_code) rather than the account ID (account_id).

   注釈

   Some reports, such as the profit and loss, split the lines into different sections by account type. When these reports are grouped by account code, the section splits are maintained, but within each section, line grouping by account code is respected.

   Example

   Belgian Company is a parent company with a subsidiary, American Company. American Company has five income accounts:

   • 400000 Product Sales - Domestic

   • 400100 Product Sales - International

   • 410000 Service Revenue - Consulting

   • 420000 Subscription Revenue

   • 430000 Freight & Handling Revenue

   All five of the US income accounts correspond to one single income account (700000 Income) in the Belgian Company.

   For the Belgian Company's profit and loss report to show one line for all of the American Company's combined income accounts related to the Belgian Company's single income account, all five income accounts from the American Company must be mapped to The Belgian Company's 700000 Income account, and the report's lines must be grouped by the account code.

2. 複数元帳: 連結処理において、元帳は基本的な構成要素です。元帳には、次のいずれかのタイプがあります:

   • 通常元帳: 連結範囲内の各会社は、通常の日常取引をすべて記録する独自の標準会計元帳を持っています。会社の連結調整仕訳帳は除きます。

   • 連結のための複数元帳: 実際の連結を行う会社にも、特別な複数元帳があります。この元帳には、他のすべての会社の連結調整仕訳帳(各社の元帳から除外されたもの)が含まれます。これにより、すべての調整の影響額を合計して確認することができます。

   新しい元帳を作成するには、会計 ‣ 設定 ‣ 複数元帳 に移動し、新規 ボタンをクリックします。名前を入力し、元帳がリンクされる会社を選択し、最も重要なポイントとして、元帳から除外する仕訳帳を決定します。

3. 複数会社選択: 複数会社を使用して、連結ビューにアクセスできます。

   セレクタで、連結会社として現在の会社を選択し、他の会社をセレクタに表示すると、連結会社の観点からすべての仕訳帳項目が表示されます。

   

4. 水平グループ: Odooのレポート機能では、複数の元帳を組み合わせて使用することができます。

   水平グループ: 複数の元帳を組み合わせて、連結貸借対照表や損益計算書を表示することができます。また、各会社が連結全体の数値にどれだけ貢献しているかも確認できます。

   水平グループ を作成するには以下の手順に従ってください:

   • 開発者モード を有効化します。

   • :menuselection:`会計 --> 設定 --> 水平グループ`に移動し、:guilabel:`新規`をクリックしてください。

   • グループ名 を追加し、水平グループを使用できる レポート を選択します。

   • フィールド 列で、明細追加 をクリックします。

   • 規則を作成 ウィンドウで、フィールド を追加し、必要に応じて新しい:guilabel:ドメイン 規則を作成します。次に、保存して閉じる をクリックします。

   

   重要

   財務報告書を開くと、通常、会社の通常の元帳(連結調整を含む)を使用した法定表示がデフォルトで表示されます。連結の全体像を確認するには、**すべての連結調整を含む複数元帳を必ず選択**してください。

5. 累積換算調整額: 異なる通貨を使用する会社を連結する際、Odoo は通貨換算を自動的に処理します。

   • 資本勘定: 過去の為替レートを使用してください。

   • 損益 (P&L) 勘定: 平均為替レートを使用します。

   • 貸借対照表勘定(資本を除く): 決算日の為替レートを使用してください。

   重要

   適用される料金は、現在選択されている会社の料金です。

Account merging

勘定科目をマージ(統合)することで、科目数を削減し、複数の会社間で標準化することができます。これは任意の操作であり、統合処理はマージなしでも機能します。

マージツールを使用するには、画面右上の会社セレクターで、統合対象の勘定科目を持つすべての会社を選択します。

次に、会計 ‣ 設定 ‣ 勘定科目表 に移動し、統合する勘定科目を選択します。 アクション メニューをクリックし、勘定科目を統合 を選択します。

勘定科目を統合 ウィンドウで、必要に応じて 名前でグループ化? オプションを有効にして、統合 をクリックします。

選択した勘定科目は、1 つの共有勘定科目に統合され、選択したすべての会社がアクセスできるようになります。これは、その勘定科目が共有用に直接作成された場合とまったく同じです。

Account unmerging

必要な場合、勘定科目の統合を解除することができます。

警告

勘定科目の統合を解除しても、チャターは元に戻りませんのでご注意ください。一度統合されると、変更履歴は永久に統合されたままになります。

勘定科目を統合解除するには、画面右上の会社選択で、共有勘定科目がある会社を選択します。次に、会計 ‣ 設定 ‣ 勘定科目表 を選択し、統合を解除する勘定科目を選択します。 アクション メニューをクリックし、勘定科目の統合を解除 を選択します。

Odoo警告 の確認ポップアップウィンドウが表示され、勘定科目がどのように分割されるかが一覧で示されます。

統合解除 をクリックします。以前に共有されていた勘定科目に対して、各会社に関連付けられた新しい勘定科目を作成します。

Import a mapping

勘定科目マッピングをインポート するには、画面右上の会社選択で関連する会社をすべて選択し、会計 ‣ 設定 ‣ 勘定科目表 に移動します。

First, to choose the fields to export, select the accounts, click the Actions button and select Export. Then, in the Export data window, add the Code mapping/Code, Code Mapping/Company and External ID fields using the icon and click Export. No other field is required.

Second, rework it in a spreadsheet adding the desired code for each company on desired accounts.

Third, to reimport the file (xlsx or csv format) in Odoo, click Import and, in the Import Chart of Accounts section, click Import CoA. In the Accounting Import Guide, drop or click Upload Data File to import the file. Then, click Import.

Finally, the codes now take into account the mapping company per company.