AIを活用したドキュメントのデジタル化

請求書のデジタル化 とは、紙ドキュメントを会計上の仕入先請求書や顧客請求書のフォームに変換するプロセスです。

Odooは OCR と人工知能技術を使ってドキュメントの内容を認識します。スキャンされた請求書に基づいて、仕入先請求書と顧客請求書のフォームが自動的に作成され、入力されます。

設定

会計 ‣ 設定 ‣ 管理設定 ‣ デジタル化 で、 ドキュメントデジタル化 ボックスにチェックを入れ、 仕入先請求書顧客請求書 (これは顧客のクレジットノートを含む)を自動的に処理するか、要求に応じて処理するかを選択します。

税毎に一つの請求明細 オプションを有効にすると、請求書の明細数に関係なく、新しい請求書では税ごとに1明細のみが作成されます。

請求書アップロード

手動請求書アップロード

会計ダッシュボード から、業者請求仕訳帳の アップロード ボタンをクリックします。または、 会計 ‣ 顧客 ‣ 請求書 または 会計 ‣ 仕入先 ‣ 仕入先請求書 に移動し、 アップロード を選択します。

Eメールエイリアスを使用して請求書をアップロード

接続したスキャナで、スキャンしたドキュメントEメールメールのエイリアスに送信するように設定できます。これらのエイリアスに送信されたEメールは、新しい顧客請求書または仕入先請求書のドラフトに変換されます。

仕入先のEメールエイリアスを変更することができます。そのためには 管理設定 アプリにアクセスして下さい。guilabel:一般設定の下: ディスカス の下にある 顧客Eメールサーバ を有効にし、 エイリアスドメイン を追加して 保存 します。

仕訳帳の 高度な管理設定 タブで電子メールエイリアスが利用できるようになりました。このアドレスに送られたメールは自動的に新しい請求書や請求書に変換されます。

注釈

ドキュメント アプリを使っている場合、スキャンした顧客請求書を自動的に 会計 ワークスペース(例:inbox-financial@example.odoo.com)に送ることができます。

仕入先請求書顧客請求書 の仕訳帳には、それぞれ vendor-bills@customer-invoices@ の後に設定した エイリアスドメイン が付いたデフォルトのメールエイリアスが自動的に作成されます。これらのアドレスに送られたメールは自動的に新しい顧客請求書や仕入先請求書に変換されます。

デフォルトのEメールエイリアスを変更するには、 会計 ‣ 設定 ‣ 会計: 仕訳帳 にアクセスします。編集したい仕訳帳を選択し、 高度な管理設定 タブをクリックして Eメールエイリアス を編集します。

請求書デジタル化

設定に従って、ドキュメントは自動的に処理されるか、手動で処理するには 送信してデジタル化 をクリックする必要があります。

一度PDFからデータが抽出されたら、必要に応じて、それぞれのタグ(編集 モードで利用可能)をクリックして、代わりに適切な情報を選択することによって、それを修正することができます。

AIによるデータ認識

デジタル化の際にアップロードされた情報を確認し、(必要であれば)修正することが不可欠です。その後、確認 をクリックしてドキュメントを投稿する必要があります。こうすることで、AIが学習し、システムは将来のデジタル化のために正しいデータを識別します。

価格設定

請求書のデジタル化 はアプリ内課金(IAP)サービスで、ご利用にはプリペイドクレジットが必要です。1つのドキュメントをデジタル化するには1クレジットを消費します。

クレジットを購入するには、 会計 ‣ 設定 ‣ 管理設定 ‣ デジタル化 に進み、 クレジットを購入 をクリックするか、 管理設定 ‣ Odoo IAP に進み、 購入済サービス一覧 をクリックして下さい。

注釈

サブスクリプションが有効なOdoo企業版ユーザは、データベースクレジットの購買を決定する前に、IAP機能をテストするための無料クレジットをご利用いただけます。これにはデモ/トレーニングデータベース、教育用データベース、ワンアプリフリーデータベースが含まれます。