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ミドクラジャパンがOdooでコスト削減&グローバル経理を実現

会社名:  ミドクラジャパン株式会社
所在地: 東京、スペイン、スイス
業種
: テクノロジー
会社規模: 70 (全世界)
Odooユーザ数: 15
ホスティングタイプ: Odoo On-Premise
導入パートナー: Portcities Japan
導入アプリ:
会計
実装期間: 5 か月


弊社のようなグローバルなベンチャー企業にとって、Odooは費用対効果が高く、グローバルな経理オペレーションができるシステムだと思っております。

藤岡淳一
ミドクラジャパン Vice President



ミドクラジャパンは、2010年に日本で創業したグローバルなベンチャー企業で、2019年にソニーグループの一員となりました。現在はソニーセミコンダクタソリューションズの100%子会社で、エッジAIセンシングプラットフォーム「AITRIOS」の開発を担当しています。

ミドクラの拠点は東京をはじめ、スペインのバルセロナ、スイスのローザンヌにもあり、世界中で70名以上の社員が活躍しています。

Odooは「費用対効果の高いERP」

ミドクラジャパンは以前、複雑で高額なERPを使用していました。このERPシステムは年々運用コストが増加していた上、会計業務やHR業務を複数のシステムで処理していたため、データ移行や情報共有に多くの時間と手間がかかり、業務効率化が進まず、コストも高止まりしていました。

そこで、新しいERPの導入を推進担当者である藤岡さん(Vice President)は、新しいシステムの選定にあたり、以下の条件を重視しました。

  • クラウドベースであること
  • マルチカレンシー対応が可能であること
  • コスト パフォーマンスが良いこと
  • 使いやすさ
  • 導入後のサポート体制が優れていること

これらの条件を満たし、すべての業務を一つのプラットフォームで統合できる点が決め手となり、Odooの導入が決定しました。5ヶ月のカスタマイズ期間を経て、Odooは稼働を開始しました。

藤岡さんは、Odooを「費用対効果の高いERP」と評しています。同社では、Odooの導入により、グローバルな経理オペレーションが可能となり、運用コストの削減や業務効率の大幅な改善を実現できたといいます。

同社では、Odooの導入により、グローバルな経理オペレーションが可能となり、運用コストの削減や業務効率の大幅な改善を実現できたといいます。

世界に3拠点の会計オペレーションを支える
「複数会社」と「多通貨」設定

ミドクラジャパンでは、東京、バルセロナ、ローザンヌの3拠点で会計業務が行われ、これらの拠点で月次決算や税務申告が必要となります。業務の多くは外部の会計事務所に委託されていますが、特に海外拠点では専任の経理担当者がいないため、藤岡さんが直接、海外の会計事務所を管理しています。

各国の税法や規制が異なるため、理想的にはそれぞれの国ごとの会計情報を同時に一覧で管理できるシステムが必要でした。この要件を満たしたのが、Odooの「複数会社」設定です。

Odooの複数会社設定は、単一のデータベース内で複数の会社を管理できる仕組みです。これにより、企業間で特定のデータを共有しつつも、エンティティごとの機能を適切に利用できるため、顧客にとって最適な選択肢となります。

さらに、東京、バルセロナ、ローザンヌの3拠点では異なる通貨での取引が発生します。Odooの「多通貨」機能を活用することで、異なる通貨での取引もスムーズに管理できるようになりました。

グローバルビジネスに対応する
Odooの経理システム


グローバルビジネスを展開する企業にとって、経理システムは全拠点で統一的に利用でき、迅速なサポートが受けられることが重要です。 


ミドクラジャパンでは、Odooを導入することで、同一システム内で統一されたオペレーションが可能となり、同じ勘定科目を使うことで、リアルタイムで全世界の会計情報を把握できるようになりました。また、連結会計の仕組みを簡単に構築でき、連結財務諸表の作成もスムーズに行えるようになったと言います。


同社では、月次決算の際にスペインの会計法人とオンラインで打ち合わせを行い、Odooでリアルタイムにデータを確認し、必要に応じてその場で修正を行い、即座に結果を確認しています。


さらに、Odooのユーザーは世界中に広がっており、どの地域からでもサポートを受けやすい環境が整っています。藤岡さんは、Odooに切り替えたことで、ヨーロッパを含む地域でも十分なサポートが受けられるようになり、非常に満足していると語っています。


Odooはコストを削減、
グローバル企業の競争力を強化


グローバルに事業を展開する企業や今後展開を予定している企業にとって、海外拠点に対応した効率的な経理オペレーションの確立は非常に重要です。 


ミドクラジャパンの事例では、Odooの導入によってERPの運用コストを削減しつつ、グローバルな会計業務の効率化を実現しました。


藤岡さんは、「Odooは、ミドクラジャパンのようなグローバルなベンチャー企業にとって、費用対効果が高く、グローバルな経理オペレーションが可能なシステムだと思っています」と語っています。






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